愚かなる独白

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愚かなる独白

ろくでなしの雑記

結婚はメリットがないとの結論が出ました。

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結婚という制度ができた理由

そもそも結婚というのは農耕をするにあたって、家族がないと生きていけなかったから必要だった。

一人で畑を耕し、一人でお金を稼ぎ、一人で家事をこなし、一人で生きていくのはほぼ不可能。だから家庭を持って役割分担し、家族を嫌でも維持しなければ飢え死にしていたのだ。

結婚制度によって家という概念を作り出し、そこで子供を産んで、親の後を継いで農業生産をしてもらう。そうしないといけなかった。

だから、昔は生活の為に結婚制度が必要で、社会を発展させるために結婚という制度を広めたのだ。

 

近年での離婚率上昇原因

農業を営んでいない人たちでも同じことだ。

昼間は仕事をし、夜帰ってきて、晩御飯を食べないといけない。でも外食店なんてない。だから食材を買って自分で料理しなくちゃいけなかったが、市場は夕方6時までしか開いてないから買えない、じゃあ風呂に入って休もうと思っても、風呂を沸かすには火を起こさなくちゃならない。掃除だって大変だし、洗濯だってしないといけないし、また次の日は仕事がある。これじゃ生きていけない。だから、結婚して配偶者を持たないといけないし、持った方が楽になるので、結婚のメリットは大きかった。

でも現代は、農業機械や化学肥料が生まれ、外食店が街に建ち並び、お風呂だってボタン一つで沸き、洗濯機がある。自炊するのだって随分楽になったし、食器だって自動で洗える。さらには掃除ですらロボットがやってくれる。世の中は技術によって大きく変わった。楽になった。

 

昔の人間は、結婚しないと生きていけなかったから、結婚には「恋愛」と「生活」この両方が揃っていた。だが現代人から見た結婚には、「恋愛」の要素しかない。

昔なら、パートナーが嫌いになっても命がかかった状況では我慢できたものの、今は命がかかっていないから、パートナーと気が合わなければすぐ「別れよう」という話になってしまう。だから年々離婚率が上がっているのかもしれない。

 

結婚のメリット、デメリット

じゃあ我々にとって結婚する意味はあるのか、という話だが、結婚する”意味”は、はっきり言ってない。

 

こういう話になるとよく、

メリットデメリットしか視野にないのか?結婚はパートナーを生涯大切にするという誓いではないのか?

と言う人がいるが、生きていく上でメリットデメリットを考えない人はまずいない。

何か商品を買うときも、自分にとって一番いい物を選ぶし、就職するときも自分にとってメリットの大きい会社に入りたがる。

細かいことから大きなことまで、人間が行動するときには、意識的にせよ無意識的せよメリットとデメリットを考えているはずなのに、何故結婚という話題になった途端、メリットとデメリットを考えなくなるのか。

いや、結婚においても考えているはずだ。例えば、不細工で貧乏で性格の悪い人と結婚できるかといえば、ほとんどの人はできないと答えるだろう。そしてその理由は、そんな相手と結婚することになんの楽しみもない、つまりメリットがないからだ。

 

そして多くの人があげる結婚のメリットだが、

・毎日一緒に居られる

・お互い協力し合える

・使命感が生まれる

・色んな感情を共有できる

ネットで検索してもこんな意見ばかり。

はっきり言わしてもらうが、これは結婚のメリットではない

毎日一緒にいることに国家の許可(結婚)はいらないし、協力し合えるかどうかは人によるし、使命感が生まれることがメリットと言うなら、何故使命感が生まれることがメリットになるのかの説明がいるし、感情を共有するのに結婚は必要無い。

全て結婚しなくても得られることだ。メリットとしてあげるなら、結婚でしか得られないことや、もし仮に結婚以外でも得られるのだとしても、その別の方法より、結婚の方が楽に得られるということを証明しなくてはならない。

 

そして、みんなが言う結婚のメリットはどれも精神的、感情的なことばかり。

上にも書いた通り、人間の感情はコロコロ変わる非常に不安的なもの。だから、そんな不安定なものを結婚をする時の決断材料にしてしまうことそのものがリスクであり、デメリットなのだ。

 

人々が結婚する理由

結婚というのは昔からずっと続いてきたものだし、家族という制度も歴史が長い。それに世間的にも「結婚してる人は立派で結婚してない人は何かしらの欠陥がある」みたいな風潮がある故、先入観とか思い込みによって、「人間は結婚するものだ」という考えになってしまっている。歴史が長いことも思い込みを形成する上で大きく役立っているだろう(2000年くらい続いている)。

 

両親が仲良くしているのを見て憧れているという人もいる。僕も子供の頃はそう思っていた。

「寂しいから結婚したい」や「パートナーがいれば辛い仕事も頑張れる」と考える人も多い。  

「本当の愛を知るために結婚する」という人もいるが、紙に名前を書いてハンコを押しただけで本当の愛が知れるのかどうかは疑問だ。

 

結論 

「子供を産むには結婚したほうがいい」という考え方もあるが、それは、日本は先進国で最も婚外子に厳しい国だからだろう。

 

今は結婚する意味がなくなったのに、結婚することを前提に制度や法律を作っているからそこでズレが生じている。だから後は、結婚しなくても子供が育てやすいように、受けられる権利や保障を導入していかなければならないと思う。そして本当に大事なのは国民の意識改革。

 

結論としては、結婚を人生の目標にしたり、何も考えず、愛の最終系は結婚だ、みたいなのはもう古い。

結婚自体が悪いわけではないが、時代に合わないのだから仕方がない。

 

非婚の親と婚外子―差別なき明日に向かって

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本気で結婚したいと思ったら読む本
 

僕も本気で好きな人できたら、結婚したいとか言いだしたりして……笑