愚かなる独白

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ろくでなしの雑記

映画『ウェイバック 脱出6500km』レビュー

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82点!


大満足の映画だった。

この手の映画を見慣れてる人なら予想できるような展開が主な軸となっているが、そこに思わぬ女性との出会いがあって興味をそそられるし、人間関係を丁寧に描いていることから素直に感情移入できた。

ストーリーや描写も非常にわかりやすい。
奇をてらうようなことはせずにただ丁寧に演出していた。
だから大して好きと思ってもいないキャラでも、そいつが苦しむと思わず「頑張れ。死なないで」と思える。

徐々にボロボロになっていく登場人物たちを見て、こっちまで喉が渇き、足が痛いような気がした。

ただ全体的には地味である。あんまりえげつなさや恐ろしさみたいなものはないと感じた。実話だから突飛な事もできないのだ。
だから最後まで淡々と歩く所を写すしかないのに、それでも最後まで集中して楽しめたのは丁寧な人間描写があってこそだろう。

つまりこれは「人」を見る映画だ。

そして、僕個人が平安な不自由より過酷な自由を求めるタイプの人間だからか、特に共感できた。
主人公の「自由の中で死にたい」という言葉にはグッときた。

バイバルもの、漂流物が好きな人は楽しめると思う。

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