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ろくでなしの雑記

映画『THE ICEMAN 氷の処刑人』レビュー

THE ICEMAN 氷の処刑人 [DVD]

 

www.youtube.com

 

68点


実在の殺し屋リチャード・ククリンスキーを描いた映画。

印象は「カッコイイ♪」ということ。
カッコイイのは殺し屋だけじゃなくて、映画の雰囲気全体が。
あと死体を処理するシーンが自分の好みだから、そのシーンがあった本作は結構お気に入りではある。

家族の前では普通の仕事をしている一般人を演じながら、裏では逮捕されるまでに100人以上殺していた恐ろしい男。
殺した相手は、死亡時刻をわからなくするために凍らせることから、警察からは「アイスマン」と呼ばれていた。

確か天才ハッカーにもアイスマンって奴いたよな……。仰天ニュースで見たよ。

↓これね

アイスマン

アイスマン

 

 
まぁそれはいいとして、
この映画は実話だと言っても結構美化されてたりしてる部分もあるみたいだから、あくまでフィクションとしてみた方がいいかもしれない。
でもそうすると少し盛り上がりに欠けるかなぁというのが本音。

家族を養うために金が必要だったククリンスキーは、マフィアのロイと出会って殺しの仕事を回してもらう。そして淡々と殺しを遂行してリッチになっていく。
だがある時ロイ自身がやばくなって、ククリンスキーは殺し屋をクビになる。
だがククリンスキーは金が欲しい。そこで”Mr.フリージー”とかいうヒッピーみたいな殺し屋と組むことにした。Mr.フリージーはアイスクリーム屋で、アイスを売る車に乗って移動しながら殺していた。
でもMr.フリージーと組んで仕事をしていることがロイにバレて脅される。
焦ったククリンスキーは雑な仕事をしまくってしまい、どんどん追い詰められていき最後にはFBIの潜入捜査によってバレて逮捕。

あらすじを書けばこうなるが、最後にククリンスキーが追い詰められてる感じとかちょっとドラマチックさに欠けるし、なんか急に警察きて逮捕されて終わりって感じだった。最後萎んで終わった印象。

つまりエンタテイメントとしては物足りない。
それでもこの映画を楽しめたのは、「実際にこんな奴がいたんだ」という驚きと興味、そして「実際の殺し屋ってどうやってやるんだろ?」という好奇心からだ。
おそらく観客の殆どの人がそういう理由でこの映画を観るだろう。

そう考えると、殺しのシーンをもっと緻密にじっくり描いた方がよかったのでは?と思う。初めに仕事をもらってからのシーンはポンポンポンっと映像だけが流れるのでそこは残念だ。

例えば相手の情報を集めて、ばれない方法を考えて、計画を立てて、殺す場所を下見して、実行する。みたいなところまで描けばよかったのに。
そういう部分で僕は物足りなかった。

でも役者がそれぞれいい味出してたよ♪
特にレイ・リオッタが素晴らしいね。

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レイ・リオッタといえば僕の中では、やられ役のイメージだったけど。
ハンニバル』で自分の脳みそ食わされるし、『ジャッキー・コーガン』では壮絶なフルボッコでゲロ吐くし…。
でも今回はカッコ良かったよ。

 

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氷の処刑人

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 ↑これ、潜入捜査官の視点から書いた本だってさ。

やっぱり幼少期の影響ってでかいんだね。ククリンスキーは虐待されてたってよ。