愚かなる独白

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

愚かなる独白

ろくでなしの雑記

映画『キックアス』レビュー

キック・アス (字幕版)

 

www.youtube.com

 

 

95点

 

 

これは最高すぎる!

ストーリーはヒーローに憧れたオタクがヒーローとして活動を始めると本物のヒーローに出会って云々…という大したことない話だが、この映画の最大の功績は、ヒットガールというヒロインを生み出したことだ(まぁ生み出したのは原作者なんだけど)。
というより、ヒットガールのアクションシーンが素晴らしい。


ヒットガールの初めのアクションはとにかく萌えた(燃えた)。

www.youtube.com

この曲とともに、11歳くらいの女の子がコスプレしてギャング共を殺しまくる映像はイカれてて最高。

ビッグ・ダディとキック・アスを助けに行くところのアクションもただ無茶苦茶に撃ちまくるわけじゃなくて、工夫が効いてて良かった。論理的に構築したアクションは見ていて気持ちいい。

ラストのケリをつけにいくアクションなんて本当に圧巻。
少女の打撃なんてやっぱり大人の男にはあまり効かないだろう。それも表現できていたし、子供ならではの身軽さでスッと銃弾を避けながら軽く敵を殺していくのは爽快。

素晴らしいのはヒットガールだけではない。
ビッグ・ダディの頭のおかしい感じも良かったし、レッド・スミスのボンクラっぷりがはまり役だし、キック・アスも絶妙のダサさで良かった。

ただ完璧とまでは言わない。
ビッグ・ダディはもうちょっと狂人っぽくても良かったと思うし、キック・アスに至ってはガタイが良すぎて強そうにすら見える。

話の展開的に言えば、好きな人と結ばれる展開は正直いらない。それは一応「リア充になったら人はその日常を失いたくないからヒーローになりたがらない」ということで初めの疑問に対するアンサーになっているから繋がってはいるんだけど……。

まぁでもそれも気にならないくらい楽しかった。

ヒットガールとビッグ・ダディとの関係性は現実的に考えると問題アリなんだけど、ビッグダディは復讐の為に娘を殺人マシーンに作り上げていて、つまりヒットガールが敵を全員ぶっ殺せば今までの父からの虐待まがいの行為からは脱却できるわけで、だから最後の戦いは親父の夢でもあり自分の中での踏ん切りの為でもあって感動的なんだよね。

一部の批判としては、ヒットガールとキックアスはあんなに人を殺してるのに、最後は幸せそうに普通の生活に戻ってるのがおかしいという意見があるみたいだが、悪者なんだから殺してもいいじゃんって思うのだが……。寧ろヤクザ潰したんだから褒められるべき。
制作者もそう思うように敵を徹底的に悪党に描いているし。だからそこを揚げ足取りしても意味がないと思うけどなぁ。

まぁそれは人それぞれ意見はあると思うのでいいとして、僕はこの映画はキチガイヒーローが人をぶっ殺しまくるのを楽しむ映画だと思ってるので、その点では楽しめたよ。

いろんなレビューを読んでみてわかったけど、この程度で残酷だと思う人っているんだね。これって寧ろ爽やかな方の映画じゃないか?

まぁとにかく最高。何度でも観れるタイプの映画。

 

  

  

ヒット・ガール (ShoPro Books)

ヒット・ガール (ShoPro Books)

 

 


これ見たら大体みんなクロエのファンになるよね